3-3 バレン芯の成型

3-3 バレン芯の成型

3-3 バレン芯の成型

机上でバレン芯のへそになる部分を手で押さえ、
円をぐるぐると回しながら、少しずつ円周に綱をしっかりと巻きつけるように円を大きくして、
直径12cmの円形にする。

スリットの入った円形の黄ボールを綱の下方に滑り込ませる。
上部ににもう片一方のスリットの入った黄ボールを乗せる
このとき、下部のスリットの位置と上部のスリットの位置をピッタリ目視で合わせることです。

縫い針に、市販(百均で購入)のステンレスワイヤー(0.28mm)を通す。長さ40cm程度(ニッパで切る)

ステンレスワイヤーは丸まってしまわぬように、私の場合は釣りの時に使う道糸を巻くリールにステンレスワイヤーを巻き付け、必要な都度そこから切っていく。

バレン芯の中心の隙間に針を通し2から3回巻き付けワイヤーの端部を固定する。

中心から円周に向かって縫っていく。縫うときには綱の隙間に針を通しながら、一回進んで戻りながら、必ず綱の1本1本を巻き取るようにつなげて縫っていくことが肝要です。

このとき、通しずらい時があるので、その場合にはペンチを使って針を抜き、進めていきます。やり方は普通の糸と同じに考えてください。

これを。私は放射状に6回行っています。

出来上がったバレン芯の整形状況をご覧ください。

このスリットを使うと、放射状にキレイに、頑健にバレン芯を成形することができます。

以前は、太い木綿糸で縫っていましたが、今の師匠からステンレスのワイヤーを進められて、使っています。

ステンレスは木綿糸に比べて圧倒的に水に強く、摺る時も、湿らせた和紙を相手にすることもあり、劣化し切断されることがほぼ無いためです。 また、私の感覚ですが、ステンレスワイヤーは強いので、竹の繊維と合わせて、更に頑健で繊細なバレン芯を形成している感覚が、摺っていて手から伝わってきます。

成形完了したバレン芯

均一に、しっかりと引き締まっています。